📄【「36協定（サブロク協定）」、ちゃんと理解できていますか？】

日常的に残業や休日出勤を頼む現場で――
「36協定」のこと、どこまで把握していますか？

📍「36協定」
📍「時間外労働・休日労働」

💬「みんな同意してるし大丈夫でしょ？」
➡ いいえ、協定がなければ“違法残業”です。

📌まずルールを整理すると…

🟦 36協定とは？
👉 労働基準法36条に基づき、会社と労働者代表で結ぶ協定
👉 協定がないと法定労働時間を超える残業・休日労働はできない
👉 毎年の締結・所轄労基署への届出が必須

🟩 未締結・未届のリスク
👉 違法状態になり、会社や経営者に罰則（6か月以下の懲役または30万円以下の罰金）
👉 労働トラブル・行政指導・イメージダウンの原因に

⚠️実際のトラブル例

❌ 協定未締結のまま残業させて労基署から是正指導
❌ 書面作成だけで届出しておらず、違法指摘
❌ 協定内容が曖昧で「無効」とされる

➡ 曖昧な運用が、行政処分や損害賠償の火種に。

👨‍💼社労士の視点
36協定を適正に管理するためのフロー：

① 労働者代表と内容協議し、書面で締結
② 毎年見直し・所轄労基署へ必ず届出
③ 届出控え・原本をしっかり保管
④ 就業規則や実態とズレがないか随時確認

📣まとめ
36協定対応でトラブルを防ぐカギは――
“毎年の締結・届出”と“記録管理”の徹底です。

「みんな納得しているから大丈夫」ではありません。
適切な協定運用が、会社も社員も守ります。

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