📄【「有給休暇」の時効・繰越し、説明できますか?】
「有給はいつまでに消えるの?」「繰越しで損してない?」
社員からこう聞かれたら答えられますか?
📍「有給休暇の時効」
📍「繰越しルール」
💬「2年あればいつでも消化OK?」
➡ 実は“2年以内”に使わないと自動的に消滅します。
📌まずルールを整理すると…
🟦 有給休暇の時効・繰越しの基本
👉 付与日から2年が時効(それを過ぎると権利消滅)
👉 1年目に未消化分は翌年に「繰越し」できるが、2年経過分は消滅
👉 毎年の付与・取得・消滅を正確に管理することが大切
🟩 トラブル防止のポイント
👉 消滅間近の有給は「時効前に取得」を案内
👉 買い取りは原則NG(退職時の特例を除く)
👉 社員にも取得・管理ルールを定期的に説明
⚠️実際のトラブル例
❌ 消滅間近の有給を黙っていた→未払い請求・不信感
❌ ルール説明不足で「損をした」と不満
❌ 繰越し・時効管理が曖昧で行政指導
➡ “曖昧な運用”が不信・違反の火種に。
👨💼社労士の視点
有給休暇の管理・運用の正しいフロー:
① 毎年の付与・取得・消滅状況を明確に記録
② 社員への案内・ルール説明を定期的に実施
③ 管理簿やシステムで時効・繰越しをチェック
④ トラブル時は就業規則や専門家への相談も
📣まとめ
有給休暇トラブルを防ぐカギは――
“付与・取得・消滅ルールの徹底”と“社員説明”です。
「2年OK」ではなく、運用の見直しを!
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