📄【「懲戒処分」と「解雇処分」の違い、説明できますか?】
社員の問題行動に直面したとき、
「厳重注意?出勤停止?解雇?」と迷ったことはありませんか?
📍「懲戒処分の種類」
📍「解雇処分の種類」
💬「懲戒処分=解雇と同義?」
➡ 実はまったくの別概念です。
📌まずルールを整理すると…
🟦 懲戒処分
👉 戒告・けん責・減給・出勤停止・降格・懲戒解雇など
👉 就業規則に定めが必要
👉 社員の服務規律違反に対する制裁的処分
🟩 解雇処分
👉 普通解雇・整理解雇・懲戒解雇の3類型
👉 客観的合理性+社会的相当性が必須
👉 解雇理由書・予告手続きなど厳格な要件あり
⚠️実際のトラブル例
❌ 就業規則に根拠なしの処分→無効と判断
❌ 軽微な違反で懲戒解雇→懲戒権濫用と訴訟
❌ 処分理由や証拠不足→不当解雇認定
➡ 誤った処分は「会社のリスク」を増大させます。
👨💼社労士の視点
懲戒・解雇を適正に運用するフロー:
① 就業規則に懲戒事由・種類を明記
② 処分の相当性(比例原則)を確認
③ 証拠・経緯を必ず記録
④ 解雇にあたっては労基法・判例要件を満たすか確認
📣まとめ
“懲戒”と“解雇”を正しく区別することが、
不当解雇リスクを防ぐ最大のポイントです。
感情的・場当たり的な処分は危険。
制度と証拠に基づいた対応で、会社を守りましょう!
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