📄【「副業・兼業と労災」、会社が知っておくべき実務ポイント】
副業中のケガ・病気――
「どの会社が労災申請するの?」と迷うことはありませんか?
📍「副業時の労災」
📍「複数就業者の給付調整」
💬「本業も副業も、両方労災?」
➡ 実は“主たる事業所”や勤務内容ごとに扱いが変わります。
📌まずルールを整理すると…
🟦 複数就業者の労災給付(2020年法改正)
👉 本業・副業問わず“労働者”としての業務中の災害が対象
👉 申請は原則として事故発生先の事業所が対応
👉 給付額は「全勤務先の賃金合算」で計算される
🟩 会社が整備すべきポイント
👉 副業届・就業規則に「労災対応」の明記
👉 副業中の事故・疾病も想定した相談体制
👉 手続きや給付の流れを社内で共有・周知
⚠️実際のトラブル例
❌ 副業先でのケガを放置→労基署指導や給付トラブル
❌ 申請漏れ・手続きミスで給付額が減少
❌ 会社間で責任押し付け合い→社員が困る
➡ 新しい働き方に合わせた制度・体制整備が、信頼とリスク回避のカギに。
👨💼社労士の視点
副業・兼業時代の労災対応フロー:
① 副業届の提出・管理を徹底
② 就業規則や労災手続きの見直し・明文化
③ 事故発生時の対応手順・相談体制を社内で共有
④ 給付や手続きで迷ったら専門家に早めに相談
📣まとめ
副業時代の労災対応でトラブルを防ぐカギは――
“制度理解”と“社内体制の整備”です。
「副業だからウチは関係ない」と思わず、
新しいリスクに備えましょう!
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