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人事・労務 最新トピックス

「“退職勧奨”と“解雇”、どこが違う?」

2025-07-30

📄【「退職勧奨」と「解雇」、違いを正しく説明できますか?】

人員整理や本人の勤務不良で「辞めてほしい」と伝える際、
「退職勧奨」と「解雇」の線引きを曖昧にしていませんか?

📍「退職勧奨」
📍「解雇」

💬「どちらも会社都合で辞めさせる?」
➡ でも、実務上も法的にも扱いは大きく異なります。

📌まずルールを整理すると…

🟦 退職勧奨
👉 本人の同意を得て“話し合い”で退職を促す行為
👉 強制や威圧・執拗な勧奨はパワハラ・違法となるリスク
👉 同意なければ退職させられない

🟩 解雇
👉 会社が一方的に労働契約を解除する行為
👉 客観的・合理的な理由と社会通念上の相当性が必要
👉 法的制限が強く、手続きミスは無効・損害賠償リスク

⚠️実際のトラブル例

❌ 執拗な退職勧奨→パワハラ認定・損害賠償
❌ 合意なき退職処理→不当解雇扱いで訴訟
❌ 記録が曖昧→会社側に不利な判断

➡ “同意の有無”や“手続きの適正”を曖昧にすると重大なリスクに。

👨‍💼社労士の視点
退職勧奨・解雇時の正しいフロー:

① 勧奨時は必ず記録を残し、同意の確認を明確に
② 解雇は合理的理由・手続き・書面交付を徹底
③ 勧奨と解雇の違いを社内教育し、ハラスメント防止策も強化
④ トラブル時は社労士や専門家へ早期相談

📣まとめ
退職勧奨・解雇でトラブルを防ぐカギは――
“本人同意の尊重”と“適正手続き・記録”の徹底です。

「言い方を変えただけ」では通用しません。
慎重な運用が会社も社員も守ります!

#退職勧奨 #解雇 #パワハラ防止 #労務管理の基本 #社労士の視点 #トラブル予防