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人事・労務 最新トピックス

「“定年再雇用”と“継続雇用”、違いは?」

2025-07-11

📄【「定年再雇用」と「継続雇用」、違いを説明できますか?】

定年を迎える社員が増える中、
「再雇用と継続雇用、うちはどっち?」と質問されることも。

📍「定年再雇用」
📍「継続雇用」

💬「どちらも定年後に働くってことでは?」
➡ でも、契約や運用が大きく異なります。

📌まず違いを整理すると…

🟦 定年再雇用
👉 定年で一旦退職し、その後新たな雇用契約で再雇用
👉 契約内容・賃金等は会社と本人の合意で決定
👉 再雇用拒否には客観的合理的理由が必要

🟩 継続雇用
👉 定年後も雇用関係が途切れず、そのまま継続勤務
👉 賃金や職務内容を変更しても「雇用契約は続いている」状態
👉 継続雇用制度の有無や内容は就業規則等で明記

⚠️実際のトラブル例

❌ 「再雇用条件が急に不利に…」→ 不当な労働条件変更と訴え
❌ 継続雇用制度の説明不足で「雇止めトラブル」
❌ 70歳までの雇用機会措置を怠り行政指導

➡ 制度設計や運用の曖昧さが、法違反・賠償請求の火種に。

👨‍💼社労士の視点
定年再雇用・継続雇用対応の正しいフロー:

① 就業規則・再雇用制度の整備・明文化
② 定年退職時の面談・説明、本人の希望聴取
③ 再雇用契約内容や継続雇用条件を明示・書面化
④ 制度・基準の透明性確保とトラブル時の記録

📣まとめ
定年再雇用・継続雇用対応でトラブルを防ぐカギは――
“ルール明確化”と“本人との合意・記録”の徹底です。

「どっちも同じ」ではなく、会社に合った運用を!

#定年再雇用 #継続雇用 #高年齢者雇用 #70歳雇用努力義務 #社労士の視点 #労務管理の基本