📄【副業・兼業と労働時間通算のルール、説明できますか?】
社員が副業を始めたとき、
「本業と副業の労働時間を足す必要があるの?」と迷うことはありませんか?
📍「労働時間通算」
📍「36協定」
💬「副業は自己責任でしょ?」
➡ 実は会社にも管理・配慮義務があります。
📌まずルールを整理すると…
🟦 副業労働時間の通算(労基法38条)
👉 複数事業場での労働時間は通算して扱う
👉 週40時間を超えた分は残業扱い
👉 残業代は“本業の会社”が支払うのが原則
🟩 会社が注意すべきポイント
👉 副業届を義務化して把握
👉 36協定の上限管理は“通算時間”で判断
👉 過重労働による健康リスクにも配慮義務あり
⚠️実際のトラブル例
❌ 副業時間を考慮せず労基署から是正勧告
❌ 残業代の支払い責任を副業先に転嫁→違法認定
❌ 過重労働で健康障害→安全配慮義務違反
➡ 「知らなかった」では済まされません。
👨💼社労士の視点
副業労働時間管理の正しいフロー:
① 就業規則に副業届を明記し、労働時間を把握
② 36協定を通算時間ベースで管理
③ 過重労働防止のため、産業医・健康管理と連携
④ トラブル防止のため、記録化・説明徹底
📣まとめ
副業・兼業時代の労務管理でトラブルを防ぐカギは――
“労働時間の通算”と“会社の配慮義務”。
「自己責任」で済ませず、
制度整備と誠実な管理で会社を守りましょう!
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