📄【「定年再雇用」と「継続雇用」、違いを説明できますか?】
定年を迎える社員が増える中、
「再雇用と継続雇用、うちはどっち?」と質問されることも。
📍「定年再雇用」
📍「継続雇用」
💬「どちらも定年後に働くってことでは?」
➡ でも、契約や運用が大きく異なります。
📌まず違いを整理すると…
🟦 定年再雇用
👉 定年で一旦退職し、その後新たな雇用契約で再雇用
👉 契約内容・賃金等は会社と本人の合意で決定
👉 再雇用拒否には客観的合理的理由が必要
🟩 継続雇用
👉 定年後も雇用関係が途切れず、そのまま継続勤務
👉 賃金や職務内容を変更しても「雇用契約は続いている」状態
👉 継続雇用制度の有無や内容は就業規則等で明記
⚠️実際のトラブル例
❌ 「再雇用条件が急に不利に…」→ 不当な労働条件変更と訴え
❌ 継続雇用制度の説明不足で「雇止めトラブル」
❌ 70歳までの雇用機会措置を怠り行政指導
➡ 制度設計や運用の曖昧さが、法違反・賠償請求の火種に。
👨💼社労士の視点
定年再雇用・継続雇用対応の正しいフロー:
① 就業規則・再雇用制度の整備・明文化
② 定年退職時の面談・説明、本人の希望聴取
③ 再雇用契約内容や継続雇用条件を明示・書面化
④ 制度・基準の透明性確保とトラブル時の記録
📣まとめ
定年再雇用・継続雇用対応でトラブルを防ぐカギは――
“ルール明確化”と“本人との合意・記録”の徹底です。
「どっちも同じ」ではなく、会社に合った運用を!
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